February 2016
月
On the way back from Helsinki, Finland
「月」
帰国の途。
ヘルシンキで目にしたモノへの余韻に浸りつつ飛行機に乗り込み、
食事のあと、気が付けば眠っていました。
ふと目覚めて日除けを上げたところに見えた月。
静まり返った機内、慌てて上の棚からカメラを取り出す。
深い青のグラデーションと真っ平に敷かれた雲。
そして月との絶妙な位置関係はしばらく続き、
少しずつ明るさを増す境界線からは、新しい1日の到来を感じさせてくれました。
あの月も太陽に強く照らされることで存在感を増し、
この空の青が海を碧く見せてくれている「おかげさま」な関係性がやけに感慨深かった。
人生初の北欧は、帰りの空にまで魅了されました。